【アカハライモリ】どくどく!じこさいせい!メガシンカ!これがほんとの最強ポ〇モンだ!

「イモリ」という名前の由来は「水が溜まる井戸を守る者=井守」から来ている。分類的には両生類(カエルの仲間)に属し、その中でも日本の固有種である『アカハライモリ』は、由来(井守)の通り、山や森、田園などの水辺に棲む生物である。

実際に筆者は、とある田舎の井戸の水中に数匹のアカハライモリがいるのを見たことがある。

上記タイトルで、このアカハライモリが「最強ポ〇モン」であると語った理由が3つある。



1つ目は、「どくどく」。

 

初代ポ〇モン世代(赤・緑)である筆者をはじめ、同世代の方々には懐かしの技名であろう。わざマシン06!

 

アカハライモリは一見、湿ったコケの上で「明日は晴れるかなぁ、、。」とか「なんだか眠たいなぁ、、。」と独り言を呟いているような、ほのぼの癒し系ルックスにも関わらず、あのフグ毒と同じ「テトロドトキシン」を体表に持つ。

 

※毒性は弱めだそうで、触った後は目や傷口に触れず、よく手を洗えばOK。

2つ目は、「じこさいせい」。

 

あの最強ポ〇モン、ミュ〇ツーが持つ再生能力をイモリも習得している。手を切っても足を切っても完全に再生し、目のレンズさえも復元できる。

 

これには天才外科医ブラッ〇ジャック先生も腰を抜かす程の能力だ。尾(しっぽ)を切っても元通り。

 

「しっぽならトカゲも再生するじゃん!」と声を荒げた諸君、驚くことなかれ!

 

確かにトカゲは尾が切れても再生するが、内部の骨は再生せず、尾の見た目も完全に元通りなることは少ない(形が変わる)。それに対し、イモリは骨ごと完全に元通りに生え変わるのだ。

3つ目は、「メガシンカ」。

 

カエルやヤモリをはじめとする両生類は、生涯で幼生(おたまじゃくし)→成体(手足が生え、陸上へ)という変化を経る。

 

ポ〇モンでは、「フシ〇ダネがフシ〇ソウに進化した!わーい!」と子供達は騒ぐ。だがしかし、この言葉の使い方は間違っている。

 

「進化」とは生物学上、「世代を重ね、長年の時を経て変化すること」である。

 

反面、イモリもポ〇モンも「1個体がその一生涯のうちで姿・形が変わる」。これを生物学上、「変態」と呼ぶ。

 

よって、子供達の台詞としては、

 

「わーい!フシ〇ダネがフシ〇ソウに変態した!、、、、なんかいやだ」

 

が正解である。

この最強ポ〇モンにふさわしいアカハライモリであるが、脱走の名手で、ガラス水槽を楽々登り、小さな隙間から逃げ出す。

筆者も小学生の頃、アカハライモリを飼育していたことがあったが、次の日にはやつらは半分以上姿を消していた。

それまで何匹もポ〇モンを捕まえてきた筆者であったが、逃げられたのは初体験であったのは言うまでもない。この悲しき少年の思わず最後に漏らした言葉はもちろん、

 

「あぁ、モ〇スターボール欲しい、、。」

分類
動物界 Animalia
脊索動物門 Chordata
亜門 脊椎動物亜門 Vertebrata
両生綱 Amphibia
有尾目 Urodela
亜目 イモリ亜目 Salamandroidea
イモリ科 Salamandridae
イモリ属 Cynops
アカハライモリ C. pyrrhogaster
学名

Cynops pyrrhogaster

(Boie, 1826)

和名

アカハライモリ

英名

Japanese fire belly newt