今回は、きっと明日誰かに話したくなる!?『生物に関する小ネタ雑学』を5つほどご紹介。
ご家族・ご友人との会話のネタの1つにでもなれば嬉しく思います。
「口呼吸」できる動物はヒトだけ!?
我々ヒトが何気なくしている鼻や口での呼吸。
この中でも「口呼吸」ができるのは、実は我々だけなのである。
イヌがよく舌を出し、口を開けてハアハアしているのを見かけるが、
あれは”体温調節”の為であり、”呼吸”ではないのだ。
アジサイの花色は「土壌の酸性度」によって決まる!?
日本の梅雨時にはお馴染みの植物 “アジサイ”。
漢字では、”紫陽花”と書く。
青・紫・ピンクなど様々な花を咲かし、
雨ばかりジメジメの憂鬱な季節でも、それらの美しい花色で少し前向きにさせてくれる。
そんなアジサイの花色は、「育つ土壌の酸性度(pH)」に応じて決まるということをご存知だろうか。
簡単にまとめると、以下の通りとなる。
◆中性やアルカリ性:ピンク寄りの花色
◆酸性:青寄りの花色
庭やグラウンドの地面に、雨上がりに現れる「ワカメみたいなヤツ」は食える!?
雨上がりのグラウンドを歩く。
すると、足元にヌルッとした滑るような違和感が。。。
誰しも一度は、この謎の物体を目にしたことがあるのではないだろうか。
コイツの名は、「イシクラゲ」だ。
ネンジュモ属に分類される藍藻(らんそう)である。
見た目も決してよろしくないであろう、このイシクラゲはなんと食えるらしい(筆者は食べたことはないが)。
天ぷらや酢の物、炒め物などに利用されるらしいが、無論”きちんとした前処理”が必要であろう。
食べた者の話によると、基本的に“ほぼ味と言う味はしない”らしく、“食感を楽しむ系の食材”であるとか。
勇気ある方は、自己責任で。
「アジの名前の由来」はとてつもなくストレートだった!?
日本の食卓にはお馴染みで美味な魚と言えば、「アジ」を挙げる人も多いであろう。
この名前の由来はなんと!
「味」が良いから「アジ」
※諸説あり
「地球上の全てのアリの重さ」は、「全人類の合計体重」と等しい!?
世界中に1万種類以上あると言われる「アリ(蟻)」。
種類にもよるが、皆さんのイメージ通り1匹1匹はとても小さい昆虫である。
とある昆虫学者によると、地球上の昆虫の個体数は100京匹だと推計されている。
そのうちのなんとッ!1%の1京匹がアリの類であるらしい。
更に驚くべきことに、この1京匹のアリの総質量は我々地球上の全人類(約70億人)の総体重とほぼ等しいというのだ!
ただこれには、賛否両論あるようだ。
筆者も、アリ1匹の質量を3mg、人ひとりの体重を50kgと仮に置いて簡単な計算をしてみたのだが、桁1つほどの差が見られたので、これをほぼ等しい重さと言えるのかはいささか怪しい気がする。
そもそも地球上のアリの全数を数えることは不可能であるし、1万種類以上いる”アリの平均質量”を設定するのも難しいことだろう。
ただ、非常にロマンある説だと思うので、今後の研究や発見に期待したい。
【明日誰かに話したくなる!?生物小ネタ雑学集① 終】